園での読み聞かせQ&A
読み聞かせのお悩みQ&A
Q 0歳児だと、1対1で読んでてもほかの子が寄ってきてめくりたがる場合がある。最初に読んでいた子にちゃんと読んであげたい場合、どうするのがよいか
A 先生としては最初の子にちゃんと読んであげたい気もちだと思う。めくるのも楽しみ方の一つではあるので、めくりたい子にはほかの本を出してみるとか… 1対1が無理と判断したら、集団への読み聞かせへ切り替えるなど。
めくりたい子は、ほんとうにめくりたいときと先生とあそびたいとき、いろいろだと思う。先生とあそびたいときには、みんなで同じ本を楽しむ時間にするといい
Q 同じ本を何回もよんでといわれる。レパートリーに困る。違った読み方をするなどして工夫している
A 読み方はかえなくてもよい。なじんだ物語に戻るということ(何回も読むことに耐えられる絵本)。
繰り返し読まないと気付かない部分もある。先生が読み聞かせを聞く機会があるといい(子ども目線で絵を読んでみる)
Q 創作絵本は1歳児さんに早い?
A 福音館0.1.2から読んであげるのがおすすめ
Q 0歳児への貸出とかお部屋で読む本は先生が選んでいるが、それでよいか。
A それでよい。そのうちどんどん子ども自身に好みがでてくる
Q 繰り返しの擬音が好まれている。ほかのものだとどんなものを読んであげたらいいか。
A 赤ちゃん絵本はブックスタート開始くらいから多く出始め、歴史としては新しい。そのなかで選ぶなら、平山和子さんの「いちご」とか、福音館こどものとも012のシリーズ。図書館ではわらべうたもおすすめしている。
Qことばがない絵本については、どう読めばいいのか?自分で補足しながらでいいのか。
A 1対1で補足してあげて読むのがいいと思う。みんなに読み聞かせ、というよりは本を持ってきた子に1対1で。
保育士の生の声でふれあって話をしてくれることで、愛着を持ってくれる。日ごろから楽しい絵本の経験をしていると、自然と子どもが集まってくる。先生も楽しむことが大事。
【3歳児~】
Q 残酷な言葉について、保護者からのクレームにつながる可能性があるのでそのまま読めない。言い換えたり、省略している。「いじめ」「死んだ」等
A 子どもたちは気にしないので、規制がない中で楽しんでほしい
Q じっくり聞きたい子と、しゃべって共有したい子がいる。読み手はどうすれば?
A 子どもは知っていることを「知ってる!」と言いたい。機会ごとに「ほかの子は知らないから、心の中で言ってね」「ほかの子も楽しんでいるからね」と時間をかけて伝えていく。 ごろごろしたりほかのことをして聞いていない子には、無理に聞かせない。
図書館の読み聞かせでは、読み手はしゃべらず、でもその子のことは認めてあげる(顔でうなづく)。ストーリーテリングのときなどは、落ち着かない子のことを見ながら読んで、目が合うと入ってくる感じがある。終わった後に「よく知ってたね」など盛り立ててあげる
Q 図鑑ばかり読む子にも、物語に親しんでほしい
A その子が好きな本を読むのが大前提ではあるが、先生がお話の本を何回もよんであげるとよい(物語の絵本を読み聞かせする頻度をふやす)。そのなかで子どものお気に入りができれば。強制は× 本を嫌いにさえならなければ、将来出会う機会がある
物語を読んでいるとき、子どもは自分が主人公。短い時間でストーリーを楽しむのは難しいので物語の読み聞かせの時間をしっかりとって読むのがよい
Q 長い読み物(番ねずみのヤカちゃん、エルマーのぼうけんなど)は全然借りられない。
A 最初は耳で聞くものとして出会ってもらう。(時間はかかるが何回かに分けて、など)
Q 絵本は忠実に読んだ方がいいのか。たとえば、『うまかたやまんば』。馬の足とれちゃったね、痛そうだね、など挟まないほうがよい?
A そのまま読んであげたほうがよい。解説みたいなことも無しで (子どもが何か聞いてきたら答えてあげればいい)
Q 読んだ後に感想を聞くのはどうか。
A 感想は聞かないほうがよい。
Q 書店などで「脳科学者おすすめの」と紹介されているような本をいいのかなと思って手に取りがち。選び方をどうすればよいか
A 私たちのような立場で子どもたちに読むなら、定番絵本を読んであげるのが安心と思う。新しい本で子どもが喜ぶものは、お母さんが読むのはいい。園で読み聞かせするなら推奨図書や図書館が出しているブックリストなどを参考にしてほしい。
新しい本との出会いは、本屋さんには新刊が並んでいるので、そこで出会うので十分。 園では、年齢に合った読み継がれてきた絵本と出会ってほしい。そのなかで先生が好きな本を読んであげる
Q読み聞かせ時集中できる子とできない子がいる。できない子にどう絵本の面白さを伝えたらよいか
A 図書館で年齢バラバラの子たちを相手に読むときはやりとり絵本(『やさいのおなか』など)を導入に持ってくることが多い、そのあとストーリーのあるもの、という順番。
子どもは主人公になりきっているから、できれば集中できない子に合わせて本を変えてみるとかはせずに、最後まで読み切ってあげてほしい。興味ない子は、聞いていないようで聞いているパターンもある。1対1で絵本を読んでみたり、虫を見つけたら虫の絵本や図鑑一緒に見るとかやってみるといいかも。
A 図書館の読み聞かせでは手あそびから始まり、手あそびで終わる。最初に子どもたちの意識をこちらに向けてもらうやり方をしている
Q 同じ本を繰り返し読んだ方がいいのか、入れ替えを頻繁にした方がいいのか
A 同じものに出会う喜びもあるが、新しいものとの出会いは先生の読み聞かせで与えてあげてほしい
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