福井県におけるクリアランス金属の再利用に関する取組み
原子力発電所のゴミをリサイクル
福井県には15基の原子力発電所があります。そのうち、7基は既に廃炉にすることが決定しており、廃止措置が行われています。廃止措置を行うにあたっては、解体に伴い様々な放射性廃棄物が発生します。これらの廃棄物については、放射能レベルに応じて、適切に処分するよう法律で定められています。その中で、人の健康に対する影響を無視できるほど放射能レベルが低い廃棄物は、クリアランス制度に基づき、国の認可・確認を受け、一般の産業廃棄物と同じく、再利用または処分できることになっています。
しかし、我が国では、クリアランス制度が社会に定着するまでの間は、原子力事業者などが自主的に再利用先を限定することで、市場に流通することがないよう運用されています。このため、県では、国や電力事業者と協力しながら、クリアランス制度の理解促進活動を行っており、一般に広く活用できるフリーリリースの実現を目指しています。
県内に広がるクリアランス製品
クリアランス制度の理解促進活動の一環として、県は、国や電力事業者と、クリアランス金属を活用した製品の製造・設置を進めてきました。福井南高校や敦賀工業高校の生徒がデザインした照明灯やスタンドテーブル、サイクルラックなどを製造し、令和5年度末までに、全国で初めて県内全17市町にクリアランス製品を設置しました。

照明灯(花灯)

スタンドテーブル

サイクルラック
令和6年度には、嶺南6市町と高校生でそれぞれステークホルダーグループ(SHG)を結成し、クリアランス金属の再利用に関する勉強会を行い、クリアランス金属を活用した看板を製作しました。
- 嶺南6市町SHG

生涯学習センターなびあす カフェ

高浜まちづくりネットワーク
- 高校生SHG

福井市観光交流センター 段差注意看板

敦賀赤レンガ倉庫 AED案内看板
令和7年度には、県内の高校4校による高校生SHGにおいて、クリアランス金属を再利用した消費財として、ハンガー・ティッシュボックスの上蓋を製作し、モニター実証を行いました。実施の結果、クリアランス製品に対する印象などについて、肯定的な回答が多く見られました 。また、資源エネルギー庁と連携し、クリアランス金属を再利用した鉄筋を敦賀市内と南越前町内の公共工事で使用しました。クリアランス金属を建設資材として活用するのは国内初です。
- 高校生SHG
ハンガーとティッシュボックス
- 資源エネルギー庁と連携した鉄筋の使用
南越前町((仮称) 鯖波大橋 橋脚工事 )
今後原子力発電所の廃止措置が進んでいく中で、廃止措置の円滑化および資源の有効活用の観点から、一般の廃棄物と同様に扱えるクリアランス物を再利用していくことは重要です。引き続き、皆さまの理解を得ながらクリアランス制度のさらなる活用の促進に取り組んでいきます。
関連ファイルダウンロード
クリアランス製品設置マップ(PDF形式 748キロバイト)
令和5年度クリアランスパンフレット(PDF形式 6,364キロバイト)
令和6年度クリアランス看板製作(PDF形式 3,181キロバイト)
クリアランスの安全性(PDF形式 424キロバイト)
クリアランス物の発生量(PDF形式 156キロバイト)
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アンケート
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お問い合わせ先
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電話番号:0776-20-0229 | ファックス:0776-20-0624 | メール:energy@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)














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